整備を終えた CANON LENS FD 50mm F1.8 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。
ボディは SONY α7 + GUTTYマウントアダプター (FD-E) の組み合わせ。カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正(歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 )はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。
絞りによる描写の変化。F8まで絞ると実にシャープな画が撮れます。
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今回の実写テストでは光学系の懸念点(カビ痕、一部コーティングの剥が)について撮影への影響は感じられませんでした。
このレンズと半日付き合って、開放付近のオールドレンズらしい柔らかい描写やボケ味と最新レンズと比べても遜色ないフレア・ゴースト耐性やシャープな解像力の両面を持ち合わせた、オールマイティに使える懐の深いレンズという印象を受けました。様々なシチュエーションに対応できる良き相棒としてひとつお手元に置かれては如何でしょうか。
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