【整備】CANON LENS FD 28mm F3.5 S.C. (Serial No. 101946)

今回は CANON LENS FD 28mm F3.5 S.C. を整備しました。

■外観

■機構

  • フォーカス調整機構:問題なし
  • 絞り羽根調整機構 :問題なし
  • レンズフィルタ装着:問題なし
    ※XCSOURCE社製ステップアップリングが装着可能であることを確認しています。
  • 自動絞り機構     :未確認
    ※動作検証用のカメラ機材を持ち合わせていないためカメラに装着した連動確認は出来ていません。自動絞り機構を手動で動作させた限りでは正常に動作していると思われます。

■光学系

  • カビ      :除去済み(軽度のカビ痕あり)
  • くもり     :後玉にバルサム切れの影響と思われるくもりあり
  • キズ      :なし
  • バルサム切れ  :あり(後玉)
  • コーティング劣化:なし

※「なし」の項目について微細なものの見落としがある可能性がありますが、ご了承ください。
※上記詳細は以下の整備記録をご確認ください。
※上記状況について実写テストを行いました。実写テストにおいては撮影への明確な影響は見られませんでした。

まずは後玉群から整備します。後玉群ユニットを取り出し2枚のレンズに分解します。
マウント側の1枚目のレンズのカビをレンズクリーナーとクロスで磨きます。一部カビ痕が残りましたが綺麗になりました。
絞り羽根側の2枚目のレンズも同様に磨きます。レンズ一部にバルサム切れによるものと思われるくもりがあります。
後玉群ユニットをくみ上げます。カビ痕とくもりの撮影への影響は実写テストで確認します。
鏡筒内部を清掃し、後玉群ユニットを組み付けて後玉側の整備は終了です。
続いて前玉群を整備します。ゴム治具を使って2枚のレンズを取り出します。
1枚目のレンズに若干のカビと汚れがありました。レンズクリーナーとクロスで磨き、綺麗になりました。
2枚目のレンズも同様に磨き、こちらも綺麗になりました。
前玉群レンズユニットのケースと鏡胴内部を清掃し、レンズを組み付けて前玉群の整備は終了です。
絞りも問題無く動作しています。

後玉のカビ痕とくもりがどの程度写りに影響するのかが少し心配ですが、このレンズがどのような写りをしてくれるのでしょうか。実写が楽しみです!

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