整備を終えた CANON LENS FL 50mm F1.4 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。
ボディは SONY α7 + GUTTYマウントアダプター (FD-E) の組み合わせ。カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正(歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 )はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。
開放ではふわっとした描写ですが、F2.4でぐっとシャープになります。
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今回の実写テストでは光学系の懸念点(前玉の微小なカビ痕)について撮影への影響は感じられませんでした。作例をご覧頂きました皆様の印象は如何でしょうか。
レンズの特徴としてはやはり開放F1.4の明るさから生み出される絵画のようなボケ味が印象的なレンズだと感じました。色乗りも良く、F2.8以降のキレのある解像感と相まって特徴的なボケ味と解像力を活かしてさまざまなシーンを印象的に切り取れる一本だと思います。オールドレンズらしいノスタルジックなボケ感とシャープな解像感を兼ね備えた味のある標準レンズとしてひとつお手元に置かれては如何でしょうか。
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