【整備】CANON LENS FL 50mm F1.4 (Serial No. 197019)

今回は CANON LENS FL 50mm F1.4 を整備しました。

■外観

■機構

  • フォーカス調整機構:問題なし
  • 絞り羽根調整機構 :問題なし
  • レンズフィルタ装着:装着不可
    ※鏡筒先端部の打ち身のためレンズフィルタが装着できない状況です。
  • 自動絞り機構     :未確認
    ※動作検証用のカメラ機材を持ち合わせていないためカメラに装着した連動確認は出来ていません。自動絞り機構を手動で動作させた限りでは正常に動作していると思われます。

■光学系

  • カビ・ちり・汚れ:一部除去済み(前玉2枚目にカビ、後玉にゴミの付着あり)
  • くもり     :なし
  • キズ      :なし
  • バルサム切れ  :なし
  • コーティング劣化:なし

※「なし」の項目について微細なものの見落としがある可能性がありますが、ご了承ください。
※上記詳細は以下の整備記録をご確認ください。
※上記状況について実写テストを行いました。実写テストにおいては撮影への明確な影響は見られませんでした。

まずはフォーカス調整機構と絞り羽根調整機構の動作チェックから。フォーカスリングはトルク感も適度でスムースに動きます。絞り羽根もスムーズに動作しています。
このレンズは鏡筒上部に打ち身があり、らせん状部が歪んでいるためフィルタ装着はもちろん、化粧リングの取り外しもできないため前玉群の分解清掃ができない状態です。前玉群レンズの状態によっては整備を断念せざるを得ないかもしれません。
レンズの状態を確認したところ、汚れが見られるもののレンズの状態はそれほど悪い状態では無さそうで安心しました。
前玉の表面と後玉の裏面をレンズクリーナーとクロスで磨いたところ、かなり綺麗になりました(赤い部分は照明の映り込みです)。
レンズの状態を詳しく確認したところ、前玉群の2枚目のレンズの周辺部に白いカビが4ヶ所、後玉中央部にゴミが確認できました(レンズ内部にアクセスできれば全て取り除くのですが、残念です)。いずれも撮影への影響は少ないと考えられますが、実写テストで影響を確認します。
最後にレンズの外側を清掃し、整備完了です。

このレンズがどのような写りをしてくれるのでしょうか。実写が楽しみです!

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