【整備】MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 (Serial No. 2586275)

今回は MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7 を整備しました。

■外観

■機構

  • フォーカス調整機構:問題なし
  • 絞り羽根調整機構 :問題なし
  • レンズフィルタ装着:問題なし
    ※XCSOURCE社製ステップアップリングが装着可能であることを確認しています。
  • 自動絞り機構     :未確認
    ※動作検証用のカメラ機材を持ち合わせていないためカメラに装着した連動確認は出来ていません。自動絞り機構を手動で動作させた限りでは正常に動作していると思われます。

■光学系

  • カビ      :除去済み(後玉にカビ痕あり)
  • くもり     :なし
  • キズ      :あり(前玉に拭きキズあり)
  • バルサム切れ  :なし
  • コーティング劣化:なし

※「なし」の項目について微細なものの見落としがある可能性がありますが、ご了承ください。
※上記詳細は以下の整備記録をご確認ください。
※上記状況について実写テストを行いました。実写テストにおいては撮影への影響は見られませんでした。

まずは前玉群から整備します。ゴム治具とカニ目レンチを使って前玉群ユニットを取り出し分解します。レンズは3枚構成です。
※1枚目のレンズはプラスチック製のリングでレンズが固定されていますので、取り外す際に変形させたりしないよう注意が必要です。
1枚目のレンズです。細かいカビや汚れがありましたのでレンズクリーナーで磨きました。細かな拭きキズとわずかなカビ痕が残りましたがそれ以外は綺麗になりました。
2枚目のレンズにも若干のカビと汚れが付着していましたので、レンズクリーナーとクロスで磨き、綺麗になりました。
3枚目のレンズはかなり綺麗な状態でしがた念のためレンズクリーナーとクロスで磨き、綺麗にしました。
1枚のレンズ表面の拭きキズについては前玉なので写りへの影響はほぼ無いかと思いますが、念のため実写テストで確認します。
前玉群ユニットのケースを清掃し、3枚目、2枚目のレンズを組み込みます。
1枚目のレンズはプラスチック製のリングを竹製のピンセットを使って丁寧に固定します。
鏡筒内部と化粧リングを清掃し、組み上がった前玉群レンズユニットを組み込んで前玉側の整備は終了です。
続いて後玉側を整備します。ゴム治具とカニ目レンチを使って後玉群ユニットを分解し、2枚のレンズを取り出します。
マウント側のレンズです。一面にカビが付着しています。レンズクリーナーとクロスで磨きましたが、カビ痕がくもりのようになって残ってしまいました。撮影への影響は実写テストで確認します。
絞り羽根側のレンズもレンズクリーナーとクロスで磨き、綺麗になりました。
後玉群ユニットのケースを清掃し、レンズを組み込みます。
鏡筒内部を清掃し、レンズユニットを組み込んで後玉側の整備は終了です。
最後にレンズの外側を清掃して作業完了です。

前玉の拭きキズと後玉のカビ痕がどの程度写りに影響するのかが少し心配ですが、このレンズがどのような写りをしてくれるのでしょうか。実写が楽しみです!

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