撮影写真

【撮影】MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 (Serial No. 2586275)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ Urthマウントアダプター (ULMA-MD-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/400秒 F8 ISO100
順光での一枚。木々に降り注ぐ陽光を落ち着いたトーンで表現しています。
  • 1/640秒 F8 ISO100
逆光での撮影。コントラストが強い早朝の空気感をよく捉えています。
  • 1/500秒 F1.7 ISO100
  • 1/125秒 F4 ISO100
  • 1/125秒 F8 ISO400
ボケ味を確認。開放ではロッコールらしい濃厚なボケを味わうことが出来ます。
  • 1/2500秒 F4 ISO100
  • 1/2500秒 F8 ISO100
  • 1/1000秒 F16 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしてはフレア・ゴーストとも比較的抑えられている印象です 。
  • 1/6400秒 F1.7 ISO100
  • 1/2000秒 F4 ISO100
  • 1/500秒 F8 ISO100
無限遠もしっかり出ています。開放ではしっかり解像しつつもオールドレンズらしいふわっとした表現になります。F4ではロッコールらしいパキッとした解像を見せてくれます。
  • 1/1000秒 F2.8 ISO100
最短撮影距離からの撮影。アンダーに落とした背景の中に朝陽を浴びた花びらの輝きが鮮やかに浮かび上がっています。
  • 1/400秒 F8 ISO100
ロッコールは本当に解像力が高いレンズが多い印象です。胸のすくような解像感を見せてくれます。
  • 1/5000秒 F1.7 ISO125
  • 1/5000秒 F1.7 ISO125
開放で花を撮ってみました。色乗りの良さと絵画的なボケの美しさが感じられます。

－－－

今回の実写テストでは光学系の懸念点（前玉の拭きキズ、後玉のカビ痕）について撮影への影響は感じられませんでした。作例をご覧頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

このレンズと半日付き合って、ロッコールらしいシャープな解像感と絵画的な濃厚なボケが味わえるレンズという印象を受けました。色乗りも良くボケ味と解像力を活かしてさまざまなシーンを印象的に切り取れる一本だと思います。オールドレンズらしいノスタルジックなボケ感とシャープな解像感を兼ね備えた味のある標準レンズとしてひとつお手元に置かれては如何でしょうか。

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