整備を終えた PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 200mm F4 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。
ボディは SONY α7 + K&F CONCEPTマウントアダプター (KF06.067) の組み合わせ。カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正(歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 )はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。
---
今回の実写テストでは光学系の懸念点(軽微なカビ痕)について撮影への影響は感じられませんでした。
このレンズを手にして半日付き合いましたが、基本性能の高さとともにスナップ撮影への適応力の高さに驚かされました。200mmの望遠レンズとしては比較的コンパクトなため携帯が苦にならず、日中のスナップであれば手振れ補正機能が無いカメラでもISO800で十分なシャッタースピードを稼げるため、標準レンズと変わらない感覚で手持ちでの撮影が楽しめました。手振れ補正機能があるカメラをお持ちの方であればさらに快適にこのレンズをお使い頂けると思います。
(余談ですがこのレンズは自分用に1本確保する予定です。持ち出し頻度はかなり高くなりそうです)
標準域のレンズに若干物足りなさを感じていらっしゃる方でしたら、撮影のバリエーションのひとつとしてお手元に置かれてはいかがでしょうか。
2件のコメント