【整備】PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 200mm F4 (Serial No.8300275)

今回は PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 200mm F4 を整備しました。

■外観

■機構

  • フォーカス調整機構:問題なし
  • 絞り羽根調整機構 :問題なし
  • レンズフィルタ装着:問題なし
    ※XCSOURCE社製ステップアップリングが装着可能であることを確認しています。
    ※装着時に
  • 自動絞り機構     :未確認
    ※動作検証用のカメラ機材を持ち合わせていないためカメラに装着した連動確認は出来ていません。自動絞り機構を手動で動作させた限りでは正常に動作していると思われます。

■光学系

  • カビ    :除去済み(カビ痕あり)
  • くもり   :なし
  • 拭きキズ  :なし
  • バルサム切れ:なし

※「なし」の項目について微細なものの見落としがある可能性がありますが、ご了承ください。
※上記詳細は以下の整備記録をご確認ください。
※上記カビ痕、拭きキズについて実写テストを行いました。実写テストにおいては撮影への影響は見られませんでした。

中を覗くとカビやゴミらしきものが見えます。早速整備していきます。
まずは前玉群から。前玉群はねじ込み式になっているので回すだけではずれます。
そこそこ汚れてます。
ゴム治具で化粧リングをはずし、吸盤で1枚目のレンズをはずします。
続いて後ろ側のレンズをはずします。レンズを押さえているキャップが接着剤で固定されていたのでアセトンで接着剤を溶かし、手で回してキャップをはずした後に吸盤を使ってレンズをはずします。
鏡筒内部に組み込まれている2枚目のレンズは少し汚れが付着しているだけだったので、クロスで拭いて綺麗にしました(レンズ内の赤い影は照明の映り込みです)。
後ろ側のレンズです。一面に細かいカビが付着しています。
レンズクリーナーとクロスで磨きます。わずかにカビ後が残りましたが綺麗になりました。
前側のレンズです。こちらも細かいカビが付着しています。
こちらもレンズクリーナーとクロスで磨きます。微細なカビ跡が残りましたが綺麗になりましたた。
前玉群を組み上げます。前玉群のケースと押さえリングを磨き、後ろ側のレンズを組み込みます。
続いて1枚目のレンズを組み込み、前玉群の整備は終了です。
後玉群は鏡筒の奥にねじ込む形で組み込まれているため、小さなゴム治具を使って回しながら抜き取ります。
後玉群はレンズ1枚のみです。こちらもカビとゴミで汚れています。
レンズ1枚のみなので後玉群ケースに組み込まれた状態で磨きます。外側は直接、内側は竹製のピンセットの先にダスパーを巻き付けてレンズクリーナー、クロスで磨きます。
綺麗になりました。
鏡筒の内部を清掃し、前玉群、後玉群を組み込みます。
最後に鏡筒の外側を磨いて完成です。

どのような写りをしてくれるのでしょうか。実写が楽しみです!

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