撮影写真

【撮影】OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8 (Serial No. 1946223)

by hama_b1998 / 2件のコメント

整備を終えた OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ K&F CONSEPTマウントアダプター (KF-OME.P) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/640秒 F8 ISO100
順光での一枚。高い解像力とともにこってりとした色乗りの良さが印象的です。
  • 1/200秒 F8 ISO100
遠景のクレーンが繊細に描写されています。解像力の高さを感じさせます。
  • 1/1250秒 F1.8 ISO100
  • 1/320秒 F4 ISO100
  • 1/160秒 F8 ISO200
ボケ味を確認。開放では濃厚なボケを味わうことが出来ます。
  • 1/500秒 F16 ISO100
  • 1/1600秒 F8 ISO100
  • 1/3200秒 F4 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしては標準的なゴースト・フレアの出方かと思います 。
  • 1/5000秒 F1.8 ISO100
  • 1/255秒 F2.8 ISO100
  • 1/320秒 F8 ISO100
無限遠もしっかり出ています。開放ではしっかり解像しつつもオールドレンズらしいふわっとした表現になります。F2.8まで絞ると一気にシャープになります。
  • 1/250秒 F5.6 ISO100
最短撮影距離からの撮影。最短まで寄るとF5.6でもここまでボケてくれます。
  • 1/640秒 F1.8 ISO100
開放での撮影。オールドレンズらしいグルグルボケライクなボケを楽しむことができます。
  • 1/2000秒 F1.8 ISO100
開放で花を撮ってみました。色乗りの良さととろけるようなボケが印象的です。

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今回の実写テストでは光学系の懸念点（前玉周辺部の薄いくもり・バルサム切れ、軽微なカビ痕）について撮影への影響は感じられませんでした。作例をご覧頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

このレンズと半日付き合って、シャープな解像感と色乗りの良さを併せ持ったレンズという印象を受けました。濃厚で素直なボケ味も印象的で、色乗りとボケ味、解像力を活かしてさまざまなシーンを印象的に切り取れる一本だと思います。濃厚な色乗りとオールドレンズらしいノスタルジックなボケ感を兼ね備えた味のある標準レンズとしてひとつお手元に置かれては如何でしょうか。

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