撮影写真

【撮影】smc PENTAX-M 50mm F1.4 (Serial No. 2140929)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた smc PENTAX-M 50mm F1.4 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ GUTTYマウントアダプター PK-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/1000秒 F4 ISO100
順光での一枚。穏やかな秋の日差しを浴びた木々や階段が明るくも落ち着いたトーンで表現されています。
  • 1/3200秒 F2 ISO100
サイド光での一枚。光を受けた銀杏の葉の輝きと陰影が印象的です。
  • 1/320秒 F8 ISO100
半逆光での一枚。手前の草むら、野鳥、背景の建物が半逆光の中でもしっかりと描写されています。
  • 1/3200秒 F1.4 ISO100
  • 1/800秒 F4 ISO100
  • 1/125秒 F8 ISO100
ボケ味を確認。開放での油絵のような濃厚なボケが印象的です。
  • 1/320秒 F8 ISO100
  • 1/3200秒 F2 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしてはゴースト・フレアともに比較的抑えられている印象です。
  • 1/8000秒 F1.4 ISO100
  • 1/1600秒 F4 ISO100
  • 1/250秒 F8 ISO100
無限遠もしっかり出ています。開放ではオールドレンズらしいふわっとした表現になります。F4まで絞るとぐっとシャープになります。開放では周辺減光が出ていますが、F4でほぼ気にならなくなります。
  • 1/1600秒 F4 ISO100
最短撮影距離からの撮影。花弁や花のシベが繊細に描写されています。オールドレンズらしい色彩と素直なボケも印象的です。
  • 1/800秒 F4 ISO100
解像感の高さが感じられる一枚。鉄塔や電線のディテールがシャープに描写されています。
  • 1/800秒 F5.6 ISO100
オールドレンズらしい色彩が印象的な一枚。空の深い青や花のオレンジ、手前の葉の緑がノスタルジックな色彩で表現されています。

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このレンズと半日付き合って、高い解像感とオールドレンズらしい色乗りの良さを併せ持ったレンズという印象を受けました。開放F値1.4によるボケの豊かさも印象的でした。比較的小型軽量でポケットに収まるサイズ感もこのレンズの魅力です。扱いやすい50mmという焦点距離と相まって、様々なシーンを印象的に切り取れるレンズだと思います。気軽に持ち出せる高性能な標準レンズとしてお手元に置かれては如何でしょうか。

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