【整備】MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8 前期型 (Serial No. 2457828)

今回は MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8 を整備しました。

■外観

■機構

  • フォーカス調整機構:問題なし(※やや重め)
  • 絞り羽根調整機構 :問題なし
    ※絞り羽根が固着していたため清掃しました。現在はスムーズに動作しています。
  • レンズフィルタ装着:問題なし
    ※XCSOURCE社製ステップアップリングが装着可能であることを確認しています。
  • 自動絞り機構     :未確認
    ※動作検証用のカメラ機材を持ち合わせていないためカメラに装着した連動確認は出来ていません。自動絞り機構を手動で動作させた限りでは正常に動作していると思われます。

■光学系

  • カビ      :除去済み(軽度のカビ痕あり)
  • くもり     :なし
  • キズ      :あり
  • バルサム切れ  :なし
  • コーティング劣化:なし

※「なし」の項目について微細なものの見落としがある可能性がありますが、ご了承ください。 ※上記詳細は以下の整備記録をご確認ください。
※上記機構面、光学系の状態について実写テストを行いました。実写テストにおいては撮影への影響は見られませんでした。

まずは前玉群から整備をします。ゴム治具を使って前玉群レンズユニットを分解します。レンズは3枚構成です。
レンズ整備に先立ち、油染みにより固着していた絞り羽根の整備を行いました。クリーナー剤で動作を復活させて浮き出てきた油分を綿棒で丹念に取り除き、絞り羽根の動作を無事復旧させることができました。
1枚目のレンズです。細かいカビと汚れが付着しています。中性洗剤で洗浄後、表面をレンズクリーナーとクロスで磨いて細かいカビ痕以外は綺麗になりました。
2枚目のレンズはわずかな汚れと点カビがあるのみで綺麗な状態です。 レンズクリーナーとクロスで磨いて綺麗になりました。
3枚目のレンズもわずかな汚れがあるのみで綺麗な状態でした。レンズクリーナーとクロスで磨き、汚れを取り除きました。
前玉群レンズユニットを清掃しながらレンズを組み込みます。
鏡筒の内部を清掃し、前玉群レンズユニットを組み込んで前玉側の整備は終了です。
続いて後玉側を整備します。カニ目レンチを使って後玉群レンズユニットを取り出し、レンズを分解します。レンズは2枚構成です。
後玉群のレンズ整備に先立ち、絞り羽根の油分を綿棒で除去します。
マウント側のレンズです。カビと汚れが付着しています。中性洗剤で洗浄後、レンズクリーナーとクロスで磨いて細かいわずかなカビ痕を除いて綺麗になりました。
絞り羽根側のレンズです。こちらも若干のカビと汚れが付着しています。レンズクリーナーとクロスで磨き、細かいカビ痕を除いて綺麗になりました。
後玉群レンズユニットを清掃し、レンズを組み込みます。
鏡筒内部を清掃し、後玉群レンズユニットを組み込んで後玉側の整備は終了です。
最後に鏡筒の外側とマウント部を綺麗に磨いて整備完了です。
フォーカス調整機構と絞り羽根調整機構の動作をチェック。フォーカスリングはやや重めですがスムースに動きます。調整を施した絞り羽根もスムーズに動作しています。フィルタ装着も問題ありません。フォーカスリングの重さの撮影への影響は実写テストで確認します。

果たしてどのような写りをしてくれるのでしょうか。実写が楽しみです!

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