撮影写真

【撮影】SMC PENTAX-M 28mm F3.5 (Serial No. 6027361)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた SMC PENTAX-M 28mm F3.5 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ GUTTYマウントアダプター PK-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/200秒 F8 ISO100
順光での撮影です。色づきはじめた銀杏の葉や階段の石畳が落ち着いたトーンで表現されています。
  • 1/250秒 F8 ISO100
こちらも順光での一枚。木々の葉や草原に降り注ぐ光が織りなす陰影をコントラスト豊かに表現しています。
  • 1/250秒 F8 ISO100
遠景を撮影。手前の木の葉から遠景の建物までシャープに描写されています。
  • 1/1600秒 F3.5 ISO100
サイド光での一枚。光を受けた葉の輝きを鮮やかな色彩とともに描写してくれています。
  • 1/1250秒 F3.5 ISO100
  • 1/640秒 F5.6 ISO100
  • 1/320秒 F8 ISO100
ボケ味を確認。すりガラスを通したような開放のボケ味が印象的です。
  • 1/160秒 F11 ISO100
  • 1/125秒 F8 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしてはフレア・ゴーストとも比較的抑えられている印象です 。
  • 1/1250秒 F3.5 ISO100
  • 1/640秒 F5.6 ISO100
  • 1/320秒 F8 ISO100
無限遠もしっかり出ています。開放ではやや甘めの描写ですがF5.6からシャープに解像しています。
  • 1/400秒 F3.5 ISO100
最短撮影距離からの撮影。こってりとした色乗りと油絵のような濃厚なボケが印象的です。
  • 1/125秒 F8 ISO100
28mmの広角を意識した一枚。パースペクティブを強調して奥行き感を出してみました。
  • 1/800秒 F3.5 ISO100
こちらは近接距離から。草花や標識越しに見上げた秋空の広がりを表現してみました。オールドレンズらしい濃厚な色彩も印象的です。
  • 1/320秒 F8 ISO100
逆光での撮影。フレアによる光が回ってオールドレンズらしい印象的な一枚が撮れました。このような表現を活かした撮影もオールドレンズの楽しみのひとつです。

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今回の実写テストでは光学面の懸念点（軽度のカビ痕、カビ痕に伴うコーティングダメージ）について目立った影響は感じられず、普段使いのレンズとして問題の無いコンディションであるとの印象を受けました。作例を見て頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

このレンズと半日付き合って、シャープな描写と素直なボケ味が印象に残りました。色乗りも良く、コンパクトなサイズと相まって28mmならではの被写体を探しながらのお散歩スナップが楽しめる一本だと思います。広角レンズをお探しの方はひとつお手元に置かれては如何でしょうか。

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