整備を終えた MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7を携えて、東京都葛飾区にある水元公園で実写テストを行いました。
ボディは SONY α7 + Urthマウントアダプター (ULMA-MD-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正(歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 )はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。
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このレンズと半日付き合って、マクロレンズならではの「寄り」の表現力とともに、解像感の高さを感じつつもオールドレンズらしい優しい絵作りのレンズという印象を受けました。ロッコールらしい濃厚なボケ味も健在で、どこか懐かしさを感じさせる色合いにコントラストの高い描写を組み合わせることで印象的な一枚を描き出すことができる一本だと思います。気軽に持ち出せる軽量コンパクトなサイズと相まって屋外スナップからテーブルフォトまでこれ一本で対応できる表現の幅広さがこのレンズの最大の魅力です。マクロレンズをお探しの方はもとより、表現の幅を広げたい時の標準レンズのバリエーションとしてお手元に置かれては如何でしょうか。
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