撮影写真

【撮影】CANON LENS FD 50mm F1.8 (Serial No. 65865)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた CANON LENS FD 50mm F1.8 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ GUTTYマウントアダプター (‎FD-E) の組み合わせ。カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/320秒 F5.6 ISO100
F5.6で撮影。夏の強い日差しを受けたパキッとした描写です。
  • 1/400秒 F1.8 ISO100
開放でセミを撮影。背景の玉ボケと相まって夏らしい一枚です。
  • 1/2500秒 F1.8 ISO100
  • 1/1250秒 F2.8 ISO100
  • 1/640秒 F4 ISO100
F1.8で綺麗な玉ボケが連なった絵画的なボケを見せてくれました。
  • 1/125秒 F8 ISO100
無限遠での撮影。手前の草から奥の建物までしっかり解像しています。
  • 1/125秒 F16 ISO100
  • 1/400秒 F16 ISO100
  • 1/2500秒 F16 ISO100
レ ンズに太陽を直接入れてみました。フレア、ゴーストともに相応に出るものの、オールドレンズとしては比較的抑えられている印象です。
  • 1/1000秒 F1.8 ISO100
開放での撮影。大きな玉ボケが幻想的です。
明暗差のあるシーンではコントラストを強調する絵作りをする印象です。
  • 1/4000秒 F1.8 ISO100
  • 1/1000秒 F4 ISO100
  • 1/250秒 F8 ISO100
無限遠はきっちり出ています。開放では解像がやや甘いですが、F4ではぐっとシャープになります。
  • 1/125秒 F8 ISO100
最短撮影距離（40cm）での一枚。花のこってりとしたオレンジ色の表現が印象的です。
  • 1/250秒 F5.6 ISO100
被写体と背景の分離が良く、エッジの立ったシャキッと爽やかな印象の絵作りだと感じます。

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今回の実写テストで光学系の懸念点（ バルサム切れによる後玉レンズ周辺部のくもり 、軽度のカビ痕、軽度のコーティングの剥がれ）について目立った影響は感じられず、普段使いのレンズとして問題の無いコンディションであるとの印象を受けました。作例を見て頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

レンズの性格としては解放付近ではオールドレンズらしい柔らかな絵作りとともに、絞ればコントラストが高めのエッジの効いたシャキッとした絵作りをするレンズであるという印象を受けました。開放付近での自然な背景ボケの美しさも印象的でした。キレのある絵作りできるレンズをお探しの方はご検討されては如何でしょうか。

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