撮影写真

【撮影】smc PENTAX-M 50mm F2 (Serial No. 5512955)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた smc PENTAX-M 50mm F2 を携えて、日本橋～東京駅八重洲口界隈で実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ GUTTYマウントアダプター PK-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/320秒 F4 ISO100
ショーウィンドウを撮影しました。絵画の色彩が落ち着いたトーンで表現されています。
  • 1/400秒 F11 ISO100
ビルに反射する日光を利用した逆光での撮影。逆光らしく適度に彩度とコントラストを抑えつつイメージどおりの一枚が撮れました。
  • 1/800秒 F2 ISO100
  • 1/250秒 F4 ISO100
  • 1/125秒 F8 ISO200
ボケ味を確認。開放では背景をデフォルメしたかのような濃厚なボケを味わうことが出来ます。
  • 1/1000秒 F22 ISO100
  • 1/250秒 F8 ISO100
  • 1/1000秒 F8 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしてはフレア・ゴーストとも比較的抑えられている印象です 。光芒も綺麗に出ています。
  • 1/1000秒 F8 ISO100
無限遠での撮影。手前の地下鉄の入り口から奥のビルまでしっかり解像しています。
  • 1/160秒 F4 ISO640
最短撮影距離からの撮影。ぬいぐるみをちょうどいいサイズで写すことができました。
  • 1/2500秒 F4 ISO640
色味は濃厚過ぎずあっさしし過ぎず、中間色を見たままの色彩で表現してくれます。
  • 1/160秒 F2 ISO100
開放での一枚。丸ボケによる木の葉のきらめきを意識して撮りました。
  • 1/1250秒 F2 ISO320
斜光で鳥居を撮ったところ、オールドレンズらしい綺麗なフレアが出ました。こうした表現もオールドレンズの楽しみのひとつです。

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今回の実写テストでは使用上の問題点は特に感じられませんでした。作例をご覧頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

このレンズと半日付き合って、ストレートで素直な描写が印象に残りました。逆光に比較的強く、色味も素直で解像感もあり、解放付近ではオールドレンズらしい濃厚なボケやフレアを楽しむことができるオールマイティな一本だと思います。スナップ撮影に最適な軽量コンパクトなサイズもこのレンズの魅力だと思います。オールドレンズ初心者の方の最初の標準レンズとして、ベテランの方のご近所スナップのお供として、ひとつお手元に置かれては如何でしょうか。

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