撮影写真

【撮影】SMC PENTAX-M 28mm F2.8 (Serial No. 7595150)

by hama_b1998 / 1件のコメント

整備を終えた SMC PENTAX-M 28mm F2.8 を携えて、近所の撮影スポットで実写テストを行いました。

ボディは SONY α7 ＋ GUTTYマウントアダプター PK-E) の組み合わせ。 カメラのクリエイティブスタイルはスタンダード、ホワイトバランスはオート、レンズ補正（歪曲収差補正、 周辺光量補正、倍率色収差補正 ）はいずれもOffに設定しています。写真はすべてJPEG撮って出しです。

  • 1/320秒 F8 ISO125
順光での一枚。近景の草から遠景の建物までシャープに描写されています。
  • 1/320秒 F8 ISO100
抜けるような秋空の青、紅白に塗り分けられた鉄塔、草原の緑など色乗りの良さを感じさせます。
  • 1/160秒 F2.8 ISO100
  • 1/125秒 F4 ISO100
  • 1/125秒 F8 ISO400
ボケ味を確認。開放では点描による絵画的なボケが表現されています。
  • 1/320秒 F22 ISO100
  • 1/320秒 F11 ISO100
  • 1/320秒 F5.6 ISO100
太陽を画角に入れてゴースト・フレアを確認。オールドレンズとしてはゴースト・フレアともに比較的抑えられている 印象です。
  • 1/2500秒 F2.8 ISO100
  • 1/640秒 F5.6 ISO100
  • 1/320秒 F8 ISO100
無限遠もしっかり出ています。開放ではしっかり解像しつつもオールドレンズらしいふわっとした表現になります。F5.6まで絞るとぐっとシャープな表現になります。
  • 1/320秒 F5.6 ISO100
最短撮影距離からの撮影。しべや花粉を繊細に描写してくれています。
  • 1/640秒 F5.6 ISO100
サイド光での一枚。光の陰影が強調された絵画的な雰囲気が印象的です。
  • 1/400秒 F8 ISO100
広角らしさを意識した一枚。空間の広がりを表現するために広角レンズは携帯しておきたいところです。
  • 1/1600秒 F2.8 ISO100
逆光での撮影。フレアによる光が回ってオールドレンズらしい印象的な一枚が撮れました。このような表現を活かした撮影もオールドレンズの楽しみのひとつです。
  • 1/2000秒 F2.8 ISO100
開放で花を撮ってみました。豊かな色彩と絵画的なボケが印象的です。

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今回の実写テストでは光学系の懸念点（コーティング劣化）について撮影への影響は感じられませんでした。作例をご覧頂きました皆様の印象は如何でしょうか。

このレンズと半日付き合って、シャープな解像感と色乗りの良さを併せ持ったレンズという印象を受けました。コントラストが比較的強めにでる印象ですので、明暗差のあるシーンを印象的に写し止めることができるレンズだと思います。高性能な広角レンズながら小型軽量でポケットに収まるサイズ感も魅力です。近所のお散歩スナップにはもちろん、旅先スナップで「広角レンズが欲しい！」という一瞬のためにバックの片隅に忍ばせておくスーパーサブレンズとしてお手元に置かれては如何でしょうか。

1件のコメント

  1. ピンバック: 【整備】SMC PENTAX-M 28mm F2.8 (Serial No. 7595150) - オールドレンズ・ヴィレッジ

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